
【新テキスト】4月からの基礎ゼミのテキストは井奥陽子『近代美学入門』(ちくま新書)に決まりました。
みなさま、こんにちは。ソトのガクエンの小林です。
哲学思考ゼミ・基礎ゼミ(毎週火曜22時〜23時半)にて、2月から読み進めております、野矢茂樹『言語哲学がはじまる』(岩波新書)が思いのほか順調に進み、1ヶ月前倒しする形で、4月からテキストを切り替えることになりました。
ゼミに参加いただいている方々に、ゼミ内で読みたい本、読むべき本をピックアップしていただき、色々と検討した結果、今回は、井奥陽子『近代美学入門』(ちくま新書)を読むことに決定いたしました。

本書が扱う、18世紀から19世紀前半にかけて生まれた西洋近代美学は、現代においても問題となる「美とは何か」「芸術とは何か」という根本的な問題に取り組むと同時に、(鑑賞する)主観性と客観性、崇高論など、近代哲学において生まれた様々な重要概念がそのなかに含まれています。美学入門、哲学入門として相応しいテキストです。基礎ゼミでは、担当者がレジュメを作ってきて、それをもとに参加者の皆さんと一緒に議論しながら理解を深めていきます。テキストの内容理解に加え、レジュメ作成やプレゼンテーションの能力を身につけましょう。
ちなみに、皆さんにリストアップしていただいた本一覧はこちらです。今後、こちらのリストのなかからテキストを選んで読むことになるかもしれません。

新テキストに切り替わる、基礎ゼミ初回は、4月9日(火)です。
哲学思考ゼミの詳細につきましては、ホームページをご覧ください。皆様のご参加お待ちしております。
哲学思考ゼミでは、基礎ゼミ、古典ゼミ、シネマ読書会、表現スキル思考ゼミ、大学院進学情報&原書ゼミ、自主勉強会にご自由にご参加いただけます。すべてのゼミは限定YouTubeでご覧いただけます。詳しくはホームページをご覧ください。
ソトのガクエン「哲学思考ゼミ」HP→https://www.dehors-org.com/seminar

